東京で坐って走る行政書士/遺言・相続・終活・後見

練馬区の行政書士です。相続・遺言・終活支援を中心に、建設業許可申請・法的トラブル予防書類作成の相談を承っております

年別: 2022年

自筆証書遺言の保管制度/

自筆証書遺言を作成した遺言者は、法務局へ遺言書の保管を申請できるようになりました。 自筆証書遺言は、ともすると廃棄されたり変造されたりする恐れがありました。それらのことへの対処方法として利用ができます。 そして、この保管 […]

終活は必要なのでしょうか/

終活は、最後まで自分らしい人生を送るための準備のことです。 終活のメリット 1.ご本人のメリット:自分の意思を明確にすることで、やるべきこと・目標に向かった充実した生活が実現する。 2.ご家族・関係者のメリット:ご本人と […]

遺言の方式/自筆証書遺言と公正証書遺言/

自筆証書遺言とは 遺言者が遺言書の全文を自書、日付・氏名を自署押印して作成します。年間2万件ほど行われているようです(家裁検認数から推定)。 【自筆証書遺言のメリット】 誰にも知られず作成できる 費用があまりかからない […]

終活の扉を開くのは今/法定後見に不満はありませんか? その2

委任と任意後見について掘り下げてみましょう/ 委任契約公正証書 委任者が受任者に対して、元気なうちに、一定の範囲内の行為の代理権限を付与する為、両当事者間で締結する公証人作成の契約書です。 例えば、一人で銀行等に行けなく […]

相続前の贈与と遺留分侵害請求

【遺留遺留分を算定するための財産に算入される贈与】 相続開始前の1年間にされた贈与(1044条1項)   受贈者は遺留分侵害請求の相手方となりえます。 当事者双方が遺留分権利者に損害を加えると知ってした贈与は相続の1年前 […]

遺言のない相続/法定分割ですすめられますか?/

遺言がなければ基本は法定相続に従います。(特別の寄与請求は遺産分割とは別の問題です) とは言っても、民法には相続割合が規定されているだけで、具体的に何を相続するか(不動産(複数あればどの不動産?)・預貯金・金融資産・美術 […]

相続/残された配偶者の住まい確保2/配偶者居住権

夫婦の一方が他界した場合、残された配偶者の住まい確保について、改正民法で定められました。 【改正後民法】第1028条  配偶者居住権1 被相続人の配偶者(以下この章において単に「配偶者」という。)は、被相続人の財産に属し […]

遺言書作成奮闘記/戸籍申請4、他書類/ 

相続人を特定するために、被相続人の生まれてから亡くなるまでの連続した戸籍が必要になります。この時、戸籍改製前後の戸籍が必要になります。 【戸籍改製への対応】 戸籍申請で戸籍改製の法務省令発行年を記載しましたが、実際に各自 […]