東京で坐って走る行政書士/遺言・相続・終活・後見

練馬区の行政書士です。相続・遺言・終活支援を中心に、建設業許可申請・法的トラブル予防書類作成の相談を承っております

「相続でのお困り事」の記事一覧

相続/特別の寄与分/妻が夫の親を介護した場合/

少子高齢化が進む今日においては、介護の負担が家庭の悩みの大きなものとなっています。家庭の中でも分担が上手くいけばよいものの、どうしても負担が特定の人に偏りがちです。妻が夫の代わりに、夫の親(義親)の介護の面倒をみるという […]

相続/残された配偶者の住まい確保1/特別受益者として/

【改正後民法】 第903条 特別受益者の相続分  1 共同相続人中に、被相続人から、遺贈を受け、又は婚姻若しくは養子縁組のため若しくは生計の資本として贈与を受けた者があるときは、被相続人が相続開始の時において有した財産の […]

相続前の贈与と遺留分侵害請求

【遺留遺留分を算定するための財産に算入される贈与】 相続開始前の1年間にされた贈与(1044条1項)   受贈者は遺留分侵害請求の相手方となりえます。 当事者双方が遺留分権利者に損害を加えると知ってした贈与は相続の1年前 […]

遺言のない相続/法定分割ですすめられますか?/

遺言がなければ基本は法定相続に従います。(特別の寄与請求は遺産分割とは別の問題です) とは言っても、民法には相続割合が規定されているだけで、具体的に何を相続するか(不動産(複数あればどの不動産?)・預貯金・金融資産・美術 […]

相続/残された配偶者の住まい確保2/配偶者居住権

夫婦の一方が他界した場合、残された配偶者の住まい確保について、改正民法で定められました。 【改正後民法】第1028条  配偶者居住権1 被相続人の配偶者(以下この章において単に「配偶者」という。)は、被相続人の財産に属し […]

相続/法定相続分を超える相続分指定と対抗問題/

遺言による相続分の指定が万能なわけではありません。 法定相続分を超える部分の対抗要件 遺産分割によるものかどうか関わらず、法定相続分を超える部分については、権利の移転について対抗要件を備えなければ、第三者に対抗することが […]

相続/遺産分割前の預貯金/

相続財産の準純共有化 /預貯金債権は、遺産分割前は共同相続人の準共有となり、共同相続人の一人は金融機関に対して、自己の法定相続分による払い戻しを請求することは出きません。相続人全員が共同して払い戻しを求めなければなりませ […]

相続/保険金請求権/

/保険金受取人に指定された特定の人は、 相続人であるなしにかかわらず、保険金請求権を獲得します但し、 被相続人が保険料を支払っている場合 共同相続人の一人が保険金請求権を取得するのは、共同相続人間の均衡を失することになり […]

相続/特別の縁故者/

相続人が存在しないときき、考えられる特別縁故者はいませんか? 誰もいないと遺された財産は国庫にはいってしまいますよ。 家庭裁判所が、 被相続人と生計を同じくしていた者、 被相続人の療養看護に努めた者 その他、被相続人と特 […]